今日はささみチーズカツの美味しさを頑張って伝えようと思う
皆さんは「ささみ×チーズ×大葉=不条理な最高」という方程式をご存知だろうか。
ささみに切り込みを入れその間にチーズを挟むだけでなく大葉までをも挟み、それを揚げてしまうことでこの世の禁忌を体現してしまった食べ物である。
方程式といいつつただの掛け算なのは数学が苦手だからというわけでは断じてなく、あまりの不条理さに数学の天才アインシュタインまでもが混乱してしまったからだ。
不条理な最高を前に我々はもちろん数学者たちでさえも無力なのである。
そもそも何故ささみとチーズと大葉なのだろうか。
ハラミとミルクとハーブではダメなのか?いいやダメだめちゃくちゃだ。旨いわけがない。
ロースと豆乳とレタスではダメなのか?これもダメだ。議論の余地すらない。
カルビとチーズとキムチではダメなのか?あ、これはすごく美味しそうなのでやっぱりこの例えはナシ。
私が思うにささみとチーズと大葉にはそれぞれ役割があると考えている。
ささみは部位独特の脂身の無さから肉でありながらもカロリーを気にしなくて済む安心感を、チーズはささみの硬い食感を補うような柔らかさを内包している。
剛に対する柔。パワーに対するスピード。姉に対するショタのように正反対なものを組み合わせることで互いを引き立て合っているのだ。おねショタは最高。
おねショタは最高
もちろんアクセントである大葉を忘れてはならい。
肉とチーズを揚げることで背徳感を2乗したチーズカツに大葉という緑を添えることで背徳感に歯止めをかけている。
もし大葉の挟んでないチーズささみカツを深夜に食べろと言われたら我々は真っすぐな心で食べられるだろうか。
否、良識のある人間なら深夜にそんなカロリーを摂取することは許されないと思うだろう。
大葉の挟まっていないささみチーズカツなど他の平凡な揚げ物と同列か、あるいは大葉の挟まっていないささみチーズカツなのだ。
しかし大葉が添えられた途端、我々の認識は180度転換する。揚げ物であるにもかかわらず「緑」があるのだ。
これはギャップだ。ギャップを内包している。
DQNが雨に濡れた子犬をかばっていたらギャップだろう?
冴えないおじさんが突如モーツァルトを弾き始めたらギャップだろう?
真面目で地味な委員長が淫乱だったらギャップだろう?
幅広い年齢層に向けたカジュアルなアパレルショップはGAPだろう?
そう、大葉はギャップというアクセントなのだ。
ここで最初に提唱した数式をもう一度見てもらいたい。
ささみ×チーズ×大葉=不条理な最高
ささみには力強さが、チーズには柔らかさが、そして大葉にはギャップというそれぞれの役割が明確に見えてきている。
それらを掛け合わせることで生まれるのは「優しい揚げ物」という存在してはいけない矛盾を孕んだ食べ物なのだ。
この数式、見れば見る程うっとりするような数式ではないだろうか。博士の愛した数式とはこれのことだったのかもしれない。
正反対なものを掛け合わせることで生まれるジレンマ、そこに添えられたギャップという演出。
私が導き出したiPhone並にシンプルなたったひとつの答えは他でもない。
そう、
おねショタは最高
あれ?
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